【テンプレート有】工事の近隣挨拶状の書き方と例文|道路を使う工事の前に

【テンプレート有】工事の近隣挨拶状の書き方と例文|道路を使う工事の前に
1.近隣挨拶状のテンプレート(無料ダウンロード)

工事を始める前には、近隣の方へ「工事のお知らせ」として近隣挨拶状を配るのが一般的です。
騒音や振動、粉塵、工事車両の出入りなど、工事は近隣の方の生活に少なからず影響します。事前に工事の内容と期間をお知らせしておくことで、苦情やトラブルを防ぎやすくなります。
当事務所で、そのまま使える近隣挨拶状のテンプレート(Word形式)を用意しました。工事の内容や会社の情報を書き換えてご利用ください。
近隣挨拶状に記載する内容
①挨拶状に書く項目
挨拶状には、上の例にある「工事名・工事場所・工事期間・工事時間・工事内容」の5項目と、問い合わせ先(会社名・住所・電話番号・担当者名)を書いておけば十分です。テンプレートにも、この内容の欄を用意しています。
このほか、重機を使う日や、工事車両を道路に止めて作業する日など、特に音や通行に影響が出る日があれば書き添えておくと、近隣の方も予定を立てやすくなります。
工事期間が延びたときに困らないよう、終了日は少し余裕を持たせて書いておきましょう。
②工事別の例文
挨拶状の本文(書き出し)は、工事の種類に合わせて次のように書き換えて使えます。
解体工事の場合
この度、〇〇市〇〇町〇丁目にて、〇〇様邸の解体工事を行うこととなりました。
工事期間中は、重機の作業音や振動、粉塵、工事車両の出入りなどでご迷惑をお掛けいたしますが、散水や養生など十分に注意して作業いたします。
何卒ご理解ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
新築工事の場合
この度、〇〇市〇〇町〇丁目にて、〇〇様邸の新築工事を行うこととなりました。
工事期間中は、資材の搬入や工事車両の出入りなどでご迷惑をお掛けいたしますが、安全に十分配慮して工事を進めてまいります。
何卒ご理解ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
道路を使う工事の場合
この度、〇〇市〇〇町〇丁目の前面道路にて、〇〇工事を行うこととなりました。
工事期間中は、道路の一部を片側交互通行とし、誘導員を配置して通行の安全を確保いたします。
お通りの際にはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
2.近隣挨拶のポイント

近隣挨拶する際には下記のポイントを押さえておきましょう。
近隣挨拶のポイント
- 挨拶は工事開始の1週間前までに
- 工事開始の1週間前までに挨拶を済ませるようにしましょう。早すぎると忘れられる可能性があり、直前では相手の予定に配慮できません。1週間前を目安に、直接訪問して説明しましょう。
- 挨拶する範囲を把握する
- 一般的には、工事現場の前後左右と斜め向かいの8軒が挨拶の対象になります。ただし、袋小路や共有道路の場合は、影響を受ける可能性のある範囲を広めに設定しましょう。
- 工事内容を具体的に伝える
- 挨拶時には、以下の情報を簡潔に伝えます。
- 工事の目的
- 期間と工事を行う時間帯
- 騒音・粉塵・においの可能性
- 工事車両の出入りの有無
- 連絡先(工事担当者)
- 挨拶時には、以下の情報を簡潔に伝えます。
- 挨拶の時間帯に配慮する
- 平日は午前10時から午後5時、土日は正午前後が訪問に適した時間です。朝早くや夜遅くの訪問は避け、相手の生活リズムに配慮しましょう。
- 不在の場合は挨拶文を投函
- 訪問時に不在だった場合は、挨拶文をポストに投函します。要点を簡潔にまとめた書面を残すことで、情報を確実に伝えられます。
3.道路を使う工事の場合

工事車両を道路に止めて作業をする、足場や資材を道路に置くといった場合は、警察署の道路使用許可や、道路管理者の道路占用許可が必要になります。
近隣挨拶状は、許可の申請で決まって添付する書類ではありません。ただし、工事の内容によっては、申請の際に近隣への周知の状況を確認されたり、挨拶状の写しの提出を求められたりすることがあります。
道路を使う工事では、許可の申請の前に近隣への挨拶を済ませておくと安心です。
①自治会長の同意が必要な場合も
道路を使用する内容によっては、その道路の地区の自治(町内)会長の同意を得る必要があります。その同意を得る際にも、近隣の方へ事前に挨拶をするようお願いしますと頼まれることもあります。
自治(町内)会長に同意を得たからと言って、近隣の方に挨拶をしなくていいというわけではありませんので、その点は注意してください。
自治会長の同意が必要な場合は下記のケースが考えられます。
車両全面通行止めにする場合

上記の図のように道路を全面通行止めにして、車が入れないようにする場合があると思います。
幅員が狭い道路の場合に、やむを得ず全面通行止めにする必要がありますが、このようなケースの場合には、自治会長(町内会長)の同意を得る必要があります。
道路占用許可を取得する場合

ポイント:自治体によっては道路占用する場合に同意が必要
道路占用許可は自治体によっては、その使用する道路の自治(町内)会長の同意が必要な場合があります。逆にいうと、同意が必要ない場合もありますので、その点は道路管理者である市区町村役場に確認するようにしましょう。
道路占用許可とは、道路上に工作物や物件を設け、継続して道路を使用するために必要な許可(道路法第32条第1項)です。
この許可を取得する際には、通常、道路使用許可も同時に取得する必要があります。
自治会長の同意を得る方法の詳細は過去の記事で解説していますので、下記からご覧ください

4.まとめ
以上、工事の近隣挨拶状のテンプレートと書き方、挨拶のポイントについて解説しました。
近隣挨拶状は、テンプレートの項目を埋めるだけで作れます。道路を使う工事では、挨拶とあわせて道路使用許可・道路占用許可の準備も早めに進めましょう。
道路使用許可や占用許可の申請はそこまで難しくないとはいえ、
・事前調査の時間
・警察署・関係庁舎に行く時間
・書類の作成・図面の作成
など、非常に面倒です。
特に、
道路使用許可の場合だと、警察署へ申請に1回、許可証取得に1回の最低2度。
道路占用許可の場合には、複数の関係庁舎との協議などが必要で、これらは直接足を運ぶ必要があり、自宅や事務所から遠い場所での申請だと時間もお金もかかってしまいます。
これら面倒な道路使用許可・道路占用許可の申請代行を、

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